NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」の21代目歌のお姉さんとして知られる小野あつこさん。
6年間にわたる番組出演を通じて、多くの子供たちに愛されています。
しかし、そんな彼女にも意外な少女時代があったのです。
今回は、小野あつこさんに関して、
- デビュー前の経歴
- 歌のお姉さんとしての活躍
- 歌のお姉さん卒業後の活動
をご紹介します。
小野あつこは人見知りな少女時代から音楽の道をどう歩んだのか

小野あつこさんは、1991年12月12日生まれの東京都出身です。
明るく子供たちと接する姿が印象的な小野さんですが、実は引っ込み思案で人見知りの強い子供でした。
幼稚園時代は母親から離れることができず、いつも母親にくっついているような子供だったそうです。
「おかあさんといっしょ」での歌が大好きでしたが歌えるのは家族の前だけで、人前で歌うような子供ではなかったようです。
4歳の時、仕事で海外に行く叔母さんから預ったピアノがきっかけで音楽の道を歩み始めます。
当初はピアノの先生になることを夢見て、東京都立芸術高等学校音楽科に入学しピアノを専攻しました。
高校時代にピアノでスランプに陥りましたが、学校の文化祭でミュージカルに歌で参加したことが転機となります。
舞台で大勢の観客の前で歌ったことで、言葉がある音楽である「歌」の魅力に気づき、音楽の楽しさを再確認しました。
その後、東京音楽大学では声楽を専攻し、同大学院音楽研究科声楽専攻独唱研究領域を修了しています。
小野あつこが歌のお姉さんとして活躍した6年間の軌跡

小野あつこさんは大学院を卒業するときに「おかあさんといっしょ」のオーディションを受け、2016年4月から2022年3月まで、6年間にわたって21代目歌のお姉さんを務めました。
花田ゆういちろうお兄さんとのコンビで多くの人気楽曲を歌い、子供たちや保護者から愛されました。
引っ込み思案な子供だった小野さんがテレビで歌う仕事に就いたことにご両親はとても驚かれていたそうです。
しかし、引っ込み思案な子供だったからこそ、テレビ収録にとまどっている子供の気持ちがよくわかり、優しく明るい歌のお姉さんとして大きな花を咲かせることができたのではないでしょうか。
この6年間で、小野さんは多くの子供たちと触れ合い、人見知りだった少女時代から、大勢の子供たちの前で歌い、踊り、笑顔を振りまく存在へと大きく成長しました。
小野あつこは歌のお姉さん卒業後どのような活動を展開しているのか

歌のお姉さん卒業後も、小野あつこさんは精力的に活動を続けています。
NHK Eテレ「テレどーも」では初めてMCを担当し、2023年5月からレギュラー化されました。
また、NHK以外も含め、さまざまなテレビ番組やテレビコマーシャルや全国各地で主に子供向けのコンサートやイベントに出演しています。
メディア活動も活発で、ポッドキャスト「小野あつこのこここここ」を月2回配信し、InstagramやX(旧Twitter)での情報発信も積極的に行っています。
さらに、さまざまな地域で大使活動も行っており、日本全国での人気のほどがうかがえます。
2023年4月に母親の出身地である沖縄県金武町の観光大使、2024年6月に鹿児島県大島地区の子供たちを応援する島っこ応援大使に、2025年1月には多治見市子育ち・子育て応援大使に就任しています。
また、2024年から海上保安庁118番イメージモデルとして海での安全のために設けられた緊急通報用電話番号「118番」の認知度向上の活動にも取り組んでいます。
意外なことに、現在は調理師学校に通学中で、調理師免許取得に向けて、調理法だけでなく栄養学や食の安全について幅広く学んでいます。
音楽と食はどちらも子供の心身の健康には欠かせないとの考えから、食育に興味をもったそうです。
まとめ
小野あつこさんは、人見知りな少女時代から、音楽との出会いを経て、日本全国で人気の歌のお姉さんへと成長しました。
6年間の歌のお姉さん時代には、多くの子供たちに笑顔を届け、その後も、コンサート活動や各種大使活動、メディア出演など、幅広い分野で活躍を続けています。
さらに、調理師学校への通学など、新たな挑戦も続けており、小野あつこさんの今後の活躍が楽しみです。
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